景気には波があり、好景気と不景気が交互に繰り返すことを景気循環と言います。好景気の時には、モノが売れるので企業の業績は上がり従業員の賃金も上がります。企業は、モノが売れるので生産量を上げる為、その結果、モノが増えすぎてモノの値段が下がりモノ余り状態になります。過剰在庫をかかえた企業は、生産量を下げる為、業績が下がり従業員の賃金も下がる事になり、不景気の状態になるわけです。モノの値段は、下がり続けることはなく最低限の消費は生活の為、維持されるのでやがて消費は上向きになり、景気が回復すると企業は生産量を上げるため設備を増強し、この様に好景気と不景気が繰り返されます。