アメリカのハリー・マーコウィッツ氏が構築した分散投資理論を基板とする理論が、この現代投資理論です。主に、投資信託などのポートフォリオのリスクとリターンの関係性を明らかにした、ポートフォリオ理論となっています。また、別名としてMPTとも称されています。この理論を発表した功績を認められて、同氏はノーベル経済学賞も受賞しています。理論については、銘柄の価格変動リスクについては、過去から未来にわたって変わらないものとする、現実にそぐわない過程を前提に成り立っているという特徴があり理論の限界を示す指摘もあります。