ファンドの特徴

  1. 1 パッシブ運用と
    アクティブ運用の中間
    スマートベータ
    運用
  2. 2 米国上場ETFを
    対象とした
    グローバル
    分散投資
  3. 3 きめ細かい
    運用調整
    リバランス
    リアロケーション
  4. 4 過去データと
    市場心理を分析
    クオンツ運用
    ×
    AIアシスト

THEO[テオ]の紹介

金融工学とテクノロジーを
駆使した、
ロボアドバイザーによる
投資一任サービス

お⾦のデザイン社が提供するロボアドバイザーによる投資⼀任運⽤サービスTHEO[テオ]は、アカデミックアドバイザー東京都立大学特任教授/京都大学客員教授の加藤康之の監修のもと、いわゆる機関投資家と呼ばれるプロの投資家が享受している資産運⽤サービスと同⽔準の資産運⽤を、テクノロジーを駆使することであらゆるユーザーに提供することを主眼としています。

THEOの仕組み

最大30種類以上のETFで構成
THEOのポートフォリオは、最大30種類以上のETFから構成。細かく分解すると投資先は世界86の国・地域、最終的な投資対象は11,000銘柄以上になり、徹底的な分散投資でリスクの低減を図ります。
3つの機能ポートフォリオ
グロース・ポートフォリオ(株式中心)、インカム・ポートフォリオ(債券中心)、インフレヘッジ・ポートフォリオ(実物資産中心)を組み合わせ、個々のお客様に合ったポートフォリオをご提案します。

当Webサイトにてご紹介するTHEOグロース・AIファンドおよびTHEOインカム・AIファンドは、THEOの3つの機能ポートフォリオのうち、グロース・ポートフォリオとインカム・ポートフォリオでの運用をそれぞれ「投資信託」としてご提供する商品です。

ファンドの特徴

1

パッシブ運用とアクティブ運用の中間
「スマートベータ運用」を採用

スマートベータ運用とは、市場平均に連動する投資成果を目指す「パッシブ運用」と市場平均を上回る投資成果を目指す「アクティブ運用」の中間に位置する運用手法です。

このスマートベータ運用は、世界最大級の年金基金、TIAA(全米教職員年金保険組合)や、CalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)にも採用され、また、日本ではGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)にも採用されている運用手法です。

パッシブ
運用
ベンチマークとなる
指標に連動する運用
スマートベータ
運用
パッシブ運用と
アクティブ運用の中間
アクティブ
運用
ベンチマークを上回る
成果を目指す運用
世界の最大級
機関投資家でも採用されている
TIAA
全米教職員
年金保険組合
全米の
教職員年金の
運用
CalPERS
カリフォルニア
職員退職
年金基金
全米最大の
公的年金基金
GPIF
年金積立金
管理運用
独立行政法人
日本の
公的年金の
運用
スマートベータ運用
市場の動きに加えて、その他の要因にも着目 スマートベータ運用の図

スマートベータの画一的な定義はありませんが、時価総額加重の考え⽅に依拠しないもの、たとえば、客観的なファンダメンタル指標[企業利益、売上高、様々な株式指標(PBR/PER)]など特定の要素にもとづいて構成された指数であると整理されています。

スマートベータ運用では客観的なルールに基づく指数に連動する運用を行うという意味において「パッシブ運用」の要素を含んでいる一方、時価総額加重以外の指数を用いてパフォーマンスを向上させるという意味で「アクティブ運用」の要素を含んでいるとも言えます。

当社では、スマートベータ運用の考えに沿って、世界の経済成長の享受を狙う「グロース・ポートフォリオ」、インカム収益の獲得を狙う「インカム・ポートフォリオ」、インフレヘッジを狙う「インフレヘッジ・ポートフォリオ」といった、目的の異なる3つの「機能ポートフォリオ」にETFをグルーピングし、それぞれのポートフォリオにおいてリスク対比のパフォーマンスの最適化を目指す運用をおこなっています。

THEOグロース・AIファンドおよびTHEOインカム・AIファンドはそれぞれ、当社の機能ポートフォリオを単体でファンドとしてご提供するものです。


2

流動性が高く、低コストの銘柄を選定
米国上場ETFを対象とした
グローバル分散投資

THEOでは、ETFへの投資を通じて、世界の株式や債券市場に投資しています。単に時価加重インデックスに連動するETFを保有しているわけではなく、地域を分散し、またリターンの源泉のバランスを取るようにしています。
しかし、投資したいカテゴリに合致しているETFだからといって闇雲に投資するわけではなく、以下の要件について精査します。

1.ETFの資産規模
投資するETFの資産規模(ETFは上場銘柄なので、それぞれの時価総額と同視できる)の下限を定めて、THEOが当該ETFの取引市場で⼤きなポジションを取りすぎないようにする。
2.ETFの流動性
投資するETFの流動性(取引が頻繁になされていること)の下限を定めて、当該ETFを売買する際にコストがかかり過ぎないようにする。
3.低コスト
ETFの運⽤にかかるコスト(ETF経費率)はETF運⽤会社によってそれぞれ開⽰され、適宜改定・更新される。そのETF経費率が⽐較的低い銘柄を選定する。
4.運⽤期間の⻑さ
当該ETFが短期間の運⽤にとどまらず、⼀定期間、安定的にその投資テーマであるインデックスに即した運⽤をしているものに限る。

また、米国のETF市場は規模が大きく銘柄数も多いことから、グローバルに分散投資を行うことが出来かつ十分な時価総額・流動性のある銘柄を抽出することが可能なため、THEOでは米国上場のETFでポートフォリオを構築しています。


3

きめ細かい運用調整
リバランス × リアロケーション

ポートフォリオにおける各ETFの適切な投資配分は市場の状況によって変わってきます。
THEOでは原則1ヶ月に一度、既存のポートフォリオの資産配分比率をターゲット・ポートフォリオにより近づけるために「リバランス」のための取引を実施。かつ、3ヶ月に一度ターゲット・ポートフォリオの見直し「リアロケーション」を行います。
こうしたきめ細かい運用は、運用対象として個別株式や個別債券と比較し取引コストの低い、ETFを活用することにより可能となっています。

リバランス
資産運用方針に合わせて、投資配分を調整
リアロケーション
投資対象や投資配分の見直し

4

過去の定量データと
現在の市場心理を分析

クオンツ運用 × AIアシスト

THEOは、⼈の予想や感情などを排除し、定量的な分析に⽴脚してアルゴリズムが⾏う「クオンツ運⽤」によって運⽤を⾏なっています。クオンツ運用のメリットとしては以下が挙げられます。

クオンツ運用のメリット
  • 定量的なデータ分析をもとに運用ができる
  • あらかじめ定められたアルゴリズムに従って機械的に運用する
  • ファンドマネージャーの経験や感情に左右されない

運⽤モデルのインプットには、2018年5⽉まで、投資対象銘柄や関連する指数などの市場データを⽤いてきました。市場データ⾃⾝が将来の市場データを説明する部分もありますが、実際には、ニュースやソーシャル・メディアから形成される市場⼼理も影響していると考えられます。

ニュースやSNSの情報を市場データとしてAIが判断

そこで、ファンドマネジャーに依存せず、クオンツ運⽤として市場⼼理をモデルのインプットとして採⽤する⽅法として、2018年5⽉よりTHEO AIアシストを導入。
投資対象の各銘柄もしくは資産クラスが⼀定期間後に閾値を超えて下落するかどうかを、Thomson Reuters MarketPsych Indices(TRMI)と市場データをインプットとしてAIが「大幅に下落する」と判断したら、その情報をポートフォリオ構築のインプットとして用いることで組み入れ比率を変更する、という機能です。
市場データとして40,000の主なグローバル・ニュース・ソース、7,000のブログ、ソーシャル・メディア・サイトなどをカバー。
THEO AIアシストにより、ポートフォリオの下⽅リスクが抑制され、中⻑期的なパフォーマンス向上が期待されます。

ファンドの紹介

THEOグロース・AIファンドについて

主な投資先

THEOグロース・マザーファンド(世界の株式中心)受益証券への投資を通じ、主として、比較的高い長期収益率を示す資産である株式を中心とするETFへ投資します。

ETFを活用したグローバルな分散投資

ETFへの投資を通じ実質的に様々な国およびカテゴリーの株式へ分散投資することで、世界の企業の成⾧性に着目した運用をおこないます。

運用のスタイル

ポートフォリオの構築プロセスにおいて「ボラティリティ(値動きのブレ)の最小化」を基本としてリスクをコントロールし、かつ、「バリュー(割安性)」や「モメンタム(価格動向のトレンド)」といった指標に着目して資産配分比率を決定する、数量的な分析に基づく運用をおこないます。

販売手数料

ノーロード


THEOインカム・AIファンドについて

主な投資先

相対的な価格の安定およびインカム収入による着実な収益を狙い、THEOインカム・マザーファンド(世界の債券中心)受益証券への投資を通じ、主として債券を運用先とするETFへ投資します。

ETFを活用したグローバルな分散投資

ETFへの投資を通じ実質的に様々な国およびカテゴリーの債券へ分散投資することで、世界の金利水準に着目した運用をおこないます。

運用のスタイル

ポートフォリオの構築プロセスにおいて「下方リスク」に着目してリスクをコントロールし、かつ、リターンの源泉として「クレジット(信用力)」によるリスクプレミアムも考慮した、数量的な分析に基づく運用をおこないます。

販売手数料

ノーロード


監修者からのコメント

加藤康之

アカデミック・アドバイザー
東京都立大学特任教授/京都大学客員教授

今、AIや金融工学が資産運用を大きく変えようとしています。資産運用は高コストの熟練ファンドマネージャの業務から低コストのフィンテックの業務に移りつつあります。THEOのようにAIや金融工学で武装したフィンテックは、スマートベータを駆使して市場のプレミアムを獲得したり、ファクターによる徹底した国際分散投資でリスクの低減を行っています。なお、不透明な時代、この資産分散に加え積立投資という時間分散を加えることにより投資効率は著しく高まります。THEOはフィンテック時代を代表する資産運用サービスと言えるでしょう。そんなTHEOの運用手法を活かしたファンドが、このTHEOグロース・AIファンドおよびTHEOインカム・AIファンドです。

《 加藤康之プロフィール 》
東京工業大学大学院修士卒業、京都大学博士。
1980年、野村総合研究所入社。ニューヨーク、ロンドン拠点の金融工学部門を経て、東京のシステムサイエンス部長。1997年から野村證券(株)に転籍、金融工学研究センター長、フィデューシャリーサービス研究センター長。2005年から野村證券(株)執行役。2011年4月から京都大学大学院経営管理研究部教授(専門は投資理論、金融工学)、2015年5月から同特定教授。2019年4月より東京都立大学特任教授、京都大学客員教授。2016年5月から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)経営委員。

運用会社

株式会社お金のデザイン

日本初の独自開発のロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO[テオ]」をはじめとして、iDeCoサービス「MYDC」、機関投資家向けチャネル「ARCA GLOBAL ASSET」、ポイント投資プラットフォームなどのサービスを展開しています。

大手金融機関やベンチャーキャピタルから資金調達を実施

2013年8月の創業以来、複数のVCや銀行、銀行系VC、事業会社から資金調達を実施しており、累計資金調達額は104.8億円となる。

各社ロゴ、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、UTEC(ユーテック)、シンプレクス株式会社、グロービス・キャピタル・パートナーズ、伊藤忠商事株式会社、新生銀行、NTTドコモ、丸井グループ
ファンドに係る法定表示事項・その他必要事項
投資にかかるリスク

《基準価額の変動要因》
当ファンドは、マザーファンド受益証券への投資を通じて、主として世界の株式を実質的な投資対象とするETFへの投資を行いますので、組み入れた有価証券の値動きにより、当ファンドの基準価額は大きく変動することがあります。したがって、当ファンドは、元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、解約・償還金額が投資元本を下回り、損失を被る可能性があります。運用により信託財産に生じた利益または損失は、すべて受益者に帰属します。当ファンドは、預貯金とは異なります。預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、銀行など登録金融機関で購入された場合、投資者保護基金の支払いの対象とはなりません。当ファンドの主なリスクは以下の通りです。

●価格変動リスク
当ファンドでは実質的にETFに投資します。ETFの価格は一般に大きく変動します。有価証券等の市場全体の価格変動あるいは個別銘柄の価格変動による当ファンドの基準価額が下がる要因となる可能性があります。
●為替リスク
外国為替相場の変動により外貨建資産の価格が変動するリスクをいいます。一般に外国為替相場が対円で下落(円高)になった場合には、当ファンドの基準価額が下がる要因となります。従いまして、外貨建資産が現地通貨建てでは値上がりしている場合でも、当該通貨の為替相場の対円での下落(円高)度合いによっては、当該資産の円ベースの評価額が減価し、ファンドの基準価額の変動及び分配金に影響を与える要因となります。また外貨建資産への投資は、その国の政治経済情勢、通貨規制、資本規制等の要因による影響を受けて損失を被る可能性もあります。当ファンドでは、為替リスクに対して為替ヘッジを行わないことを原則としているため、円と外国通貨の為替レートの変化がファンドの資産価値に大きく影響します。
●信用リスク
当ファンドが実質的に投資するETFに組み入れられている有価証券等の発行者が経営不安・倒産に陥った場合、またこうした状況に陥ると予想される場合等には、ETFの価格が下落したりその価値がなくなることがあり、基準価額が下がる要因となります。
●流動性リスク
当ファンドにおいて有価証券等を実質的に売却又は取得する際に、市場規模、取引量、取引規制等により十分な流動性の下での取引を行えない場合には、市場実勢から期待できる価格どおりに取引できないことや、値動きが大きくなることがあり、基準価額に影響を及ぼす可能性があります。
※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。

《その他の留意点》
分配金は純資産総額から支払われます。このため、分配金支払後の純資産総額は減少することとなり、基準価額が下落する要因となります。計算期間中の運用収益以上に分配金の支払を行う場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。 当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。

金融商品等の取引に関する
リスクと諸費用について

金融商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格等の変動等による損失が生じるおそれがあります。
手数料等およびリスクは、商品等ごとに異なりますので、契約締結前交付書面や上場有価証券等書面または目論見書等をよくお読みください。

リスク・手数料等説明ページ