金融経済の基本レッスン 景気 景気動向指数(DI)

景気が「上向き」か「下向き」かという、景気の方向性を判定するための指標です。内閣府から毎月発表されます。

DIとは

景気動向指数にはDI(ディフュージョン・インデックス)やCI(コンポジット・インデックス)、DI累積指数があります。投資初心者・未経験者の方はとりあえずDIをチェックしておけばよいでしょう。
DIは各部門(例えば人材採用関連部門、住宅関連部門、機械や設備などの投資関連部門、証券投資関連部門など)に景気がどれくらい波及しているかを把握するためのものです。

DIのつくり方

  1. 景気の影響を受けやすい29の指標のデータを集めます。29の指標は景気を先取りして動く「先行指数」と、景気とほぼ一致して動く「一致指数」、景気に遅れて動く「遅行指数」の3つの系列に分類されます。
  2. それぞれの指標の値を3ヶ月前の値と比較して、増加したときには「プラス(+)」を、変化なしの場合は「保ち合い(0)」を、減少したときには「マイナス(−)」をつけます。
  3. 「プラス(+)」を1、「保ち合い(0)」を0.5、「マイナス(−)」を0として、先行系列、一致系列、遅行系列の各系列ごとにDIを計算します。DIの計算式は以下の通りです。

*採用系列数
・・・調べたい系列に採用されている指標の数のこと

《例》

12コある先行系列のうち、プラス(+)が7コ、保ち合い(0)が2コ、マイナス(−)が3コの場合の、先行系列のDIは・・・

見方

DIが50%を超えていれば景気が良い、50%を割り込んでいれば景気が悪いと判断します。ただし、50%というのはあくまで目安であることを覚えておいてください。
DIは各部門(例えば人材採用関連部門、住宅関連部門、機械や設備などの投資関連部門、証券投資関連部門など)に景気がどれくらい波及しているかを把握するためのものですので、景気が良いか悪いかを判断するには、大半の部門に景気が波及していることを確認する必要があります。好景気である場合、DIは100%、不景気である場合、DIは0%に近い状態です。

<<CPI(消費者物価指数)

鉱工業指数>>

   
金融商品等の取引に関するリスクと諸費用について

金融商品をご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格等の変動による損失が生じるおそれがありますので、金融商品等の取引に際しては、当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお読みください。

※この情報は2011年7月時点の情報です。