【景気が最も悪いとき〜景気が回復するとき】→企業にとって予想外に在庫が減る
景気が最も悪いとき〜景気が回復するとき、企業は先行きについて悲観的に考える傾向が強いといえます。企業は「モノを作っても不景気で売れないだろう」と考えていますので、モノを生産・出荷する量を抑えます。しかし、景気が最も悪いとき〜景気が回復するときは、モノを欲しい人が少しずつ増えてきているときなので、企業が抱えていた在庫が予想外に減少していきます。《図中(1)》
【景気が良くなるとき〜景気が最も良いとき】→企業の予想通り在庫が増える
景気がどんどん良くなるとき、企業は先行きについて楽観的に考える傾向が強いといえます。企業は「モノをたくさん作ってたくさん売ろう」と考えていますので、将来的にももっと売れるだろうという予測のもと、どんどんモノを生産し積極的に在庫を抱えます。《図中(2)》
【景気が最も良いとき〜景気が悪くなるとき】→企業にとって予想外に在庫が増える
景気がピークを迎えた後、景気は悪くなっていきます。このとき企業はまだ先行きについて楽観的に考える傾向が強いといえます。企業は「モノをたくさん作ってたくさん売ろう」と考えていますので、どんどんモノを生産し積極的に在庫を抱えますが、景気が悪くなるときは企業が思っているほどモノが欲しい人が増えず(逆に減ってしまい)、企業にとって予想外に在庫が増えていきます。《図中(3)》
【景気が後退するとき〜景気が最も悪いとき】→企業の予想通り在庫が減る
景気が後退するとき〜景気が最も悪いとき、企業は先行きについて悲観的に考える傾向が強いといえます。企業は「景気が悪いのだから、余った在庫を処分しよう」と考えますので、在庫はどんどん減っていき、企業の予想通り在庫が減ります。《図中(4)》