証券用語集利食い(りぐい)

利益が出た株式を反対売買すること。

用語の使用例

A社株は昨日まで5連騰していたので、今日は利食い売りにあい反落した。しかし、来期の増益予想を完全に織り込んでいないと思われるので、株価は反転するだろう。

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買い値を上回る株式を売って、利益を出すことです。利益確定売りともいわれます。相場の先行きが不透明なら、小幅の値上がりで「利食い売り」を出す投資家が多くなります。また、何か決定的な悪材料がなくても、株価が上がっただけで利食い売りが出てくるものです。このため、利食い売りによる株価下落は限定的ともいわれます。大きな収益を狙うなら利食い売りを我慢して値上がり幅の拡大を待つことが必要ですが、先行きに不安があれば早めに利食い売りを出し、次の売買タイミングを待つのも一方でしょう。相場格言では「利食い千人力(りぐいせんにんりき)」といって、利益確定売りが投資家の強力な武器になることを教えてくれています。

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