証券用語集天井つかみ(てんじょうつかみ)

相場が急騰した高値圏を買いに行くことをいうが、本当に天井を買ったのかどうかは時間が経たないと分からない。一般的に、相場が極めて高いとき、あるいは極めて安いときに売り買いすることを皮肉って「天井つかみの底たたき」などということがある。

用語の使用例

まだまだ上がると思って買ったら、天井をつかんでしまった。あと5%下がったら売却して、別の銘柄を買うつもりだ。

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上昇基調にある銘柄を選んだつもりが、買った直後から下落に転じ、結果として天井つかみになることがあります。短期的な株価上昇を期待したのに天井で買ってしまったら、素早く売却し、損失拡大を防ぐのが常道です。一方、その企業の業績急拡大や新規事業の成長に期待できるようであれば、株価の出直りを気長に待つのも一法でしょう。「まだ上がる」と思った株価がすでに天井だったり、もう下がらないと思った株がさらに下がったりすることがあるので、「『まだ』は『もう』なり」という相場格言もあります。株価は思惑通りに動いてくれないという教訓です。

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