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企業の負債には、銀行借入金や短期証券の一種であるコマーシャルぺーパー（CP）のほか、支払い予定の税金、未払い賃金や退職金から集金前の新聞代までが含まれます。「将来、返済や支払いで出ていく予定のあるお金」の総称が負債です。このうち、金利を付けて返済する必要のあるものが有利子負債です。銀行融資や普通社債がこれに該当します。「ゼロクーポン債」と呼ばれる無利子タイプの社債は有利子負債にはなりません。このため、有利子負債と借金の金額は必ずしも一致しません。有利子負債が増えると利息の支払い額も多くなるので、経常利益が減少します。