投資を知る

投資を知る

投資とは?

投資とは?

投資とは、適切な投資対象を選び、資産を殖やすために、中長期的に資金を投じることです。 投資というと、大量の資金を投じて短期的に大きな利益を生むというイメージを持つ人がいるかもしれませんが、それはむしろ”投機”。投資の”資”を資本、投機の”機”を機会(チャンス)として考えてみれば、理解しやすいでしょう。 短期的なチャンス(機会)を捉え、価格の変動を狙うことで収益を上げるのが投機で、企業の中長期的な成長や収益の向上に期待して資金を投じるのが投資ということになります。

分散投資と長期投資

「資産をある一つの金融商品に集中して投資した場合、もし値下がりしてしまうと、投じた資産は大きく目減りしてしまいます。こうした価格変動のリスクを減らすために資金を複数の投資対象に分けて投資するのが分散投資です。

投資対象を一つに集中させず、分散させることで、一つが値下がりしても、他の投資対象でカバーできようにすれば、投資全体の値動きを平均化させることができます。 一方、長期投資とは、数ヶ月や数年単位の短期で投資するのではなく、5年や10年、20年という長期的なスパンで運用することです。

分散投資と長期投資を組み合わせることで相乗効果が生まれ、全体の値動きを安定させることで、リスクを抑えることができるのです。投資で成果を上げるためには継続が重要になります。貯蓄と異なり、投資の場合、資産が劣化しないようケアが必要です。長いスパンで定期的なメンテナンスをしていくことが大切なのです。

証券税制を知る

金融商品にかかる税金は、商品ごとに異なり、複雑です。ここでは大きく3つに区分されている課税方法について説明します。

総合課税

1年間の所得金額を他の所得と統合し、すべてまとめて一定の税率で計算する方法です。所得額によって異なる税率が課せられます。

申告分離課税

1年間の所得金額を他の所得と分離して、売却損益を合計して計算する方法です。所得額に関わらず決まった税率が課せられます。

源泉分離課税

預貯金の利子や債券の利子等の支払時に一定の税率で税金が源泉徴収され、それで納税が完結する課税方法です。

証券税制では、投資にリスクがあることから、上場株式等の譲渡損が生じた場合には、その年の他の譲渡益や上場株式等の配当等との相殺が可能でこれを損益通算といいます。もしその年分で相殺し切れない損失がある場合は、翌年以降の譲渡益や配当と相殺することもできます。このように譲渡損失を翌年から3年間持ち越して相殺することを繰越控除といいます。

総合課税

各種の複数の所得を合算して税額を計算する課税制度

総合課税

【主な金融商品の対象】

  • ・総合課税を選択した上場株式の配当金
  • ・利付債の賠償差益
  • ・割引債の賠償差益、売却益
総合課税

分離課税

他の所得金額を合算せず分離して税額を計算する課税制度

申告分離課税

【主な金融商品の対象】

  • ・国内上場株式の売却益
  • ・外国上場株式の売却益
  • ・公募株式投資信託の売却益、解約益、償還差益
  • ・申告分離課税を選択した上場株式の配当金
  • ・申告分離課税を選択した公募株式投資信託の分配金
分離課税

源泉分離課税

【主な金融商品の対象】

  • ・利付債券の利子
  • ・公社債投資信託の分配金
  • ・預貯金の利子
分離課税

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