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短期金融市場(たんききんゆうしじょう)

1年未満のお金の貸し借りをする市場のこと。金融機関だけが参加できるインターバンク市場と、金融機関以外も参加できるオープン市場がある。短期金融市場の代表的な金利の1つである無担保コール翌日物金利を操作することによって、金融政策が実行されている。短期金融市場は、金融機関同士でのみ資金の貸し借りを行なう「インターバンク市場」と、一般事業法人なども取引に参加できる「オープン市場」の2種類があります。インターバンク市場の代表的な金利が無担保コール翌日物金利で、これは日銀の金融政策のターゲットになっている金利です。つまり、無担保コール翌日物金利を、日銀が考える金融政策の水準に誘導することによって、金融政策を行なっているのです。これに対して、オープン市場の代表的な金利が、CD3カ月物金利やCP金利です。特にCD3カ月物金利は、オープン市場の代表的な金利として、市場関係者の間でも、その動向が注視されています。ちなみにMMFやMRFなどの公社債型投資信託は、こうした短期金融市場で取引されている金利を中心に組み入れて運用されています。

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