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特別損益(とくべつそんえき)

臨時に発生した損益のこと。例えば、土地・株式などの資産売却などによる今期だけの臨時収入や、災害などによる損失、不良債権処理のための損失計上など。経常損益に加減することにより税引前損益が算出される。特別損益が発生する主な要因としては、リストラ費用や災害による損失などがある。企業の決算で、通常の事業活動とは無関係に、ある期だけ特別に発生した損失や利益を特別損益と呼びます。例えば本社ビルを帳簿上の資産計上額を下回る金額で売却すると、特別損失が発生します。ビルの売却は通常の事業活動に含まれないため、通常の事業活動による利益である経常利益と区別します。また、売り値が資産計上額を上回れば特別利益になります。稼働率の著しく低下した生産設備や買い値を大幅に下回る不動産は強制評価減といって、実態に見合った水準に評価額を引き下げるよう義務付けられています。

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資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。