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難平(なんぴん)

難とは損のことを意味し、それを平均化すること。購入した株式などの有価証券が予想に反して下がったため、平均購入コストを下げるために、さらに購入すること。安値で買えたと思った銘柄がなかなか下げ止まらないので、難平(ナンピン)買いを入れようと考えたが、思い切って投げ売りして損失を確定した。カタカナでナンピンと表記することもあります。1株1000円で買った株が800円に値下がりした場合、20%の評価損です。ところが、800円でもう1株買うと平均買い値は900円となり、評価損は約11%に改善します。難、つまり損失をならすことにはなりますが、絶対額は変わりません。株価が下がるたびにナンピン買いを入れ、気が付くと1つの銘柄に多額の資金を投入し、しかも含み損を抱えている状態になることもあります。株価下落で含み損が発生した局面で、さらに投資額を増やすと、余計なリスクを抱えることになるので、状況を見極めながら行うほうがよいでしょう。

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資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。