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下げ渋る(さげしぶる)

下げ基調にあった相場が、行き過ぎた懸念や時間の経過などから下げにくくなる状態のこと。業績に対する懸念からA社の株式には売りがかさみ、株価は大きく下落していたが、徐々に売り材料が出つくしになり、株価は下げ渋ってきた。下げ局面はつい悲観的になりがちですが、永遠に下がり続ける株価はありません。倒産しない限り、どこかの段階で株価は徐々に下げ渋り、大底を打ちます。そして、大底を打った時点の株価が、本来、その企業が持っている価値から見て割安の水準になっていた場合は買い戻しが入り、ある程度の水準まで戻します。したがって株価が大きく下げている銘柄に関しては、下げの要因が企業の存続に関わる問題なのかどうかを見極めるとともに、あくまでも一時的な要因で下げている場合は、底値を拾いに行くという戦略も有効です。ただし、どこが株価の大底になるのかは、プロの投資家でも分かりづらいことなので、数回に分けて投資するというのも、有効な手だての1つです。

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資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。