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純資産総額(じゅんしさんそうがく)

投資信託において信託財産に属している有価証券(時価)に、受取利子、配当などを加算した資産総額から、未払収益分配金、未払報酬などの負債総額を差し引いた正味財産のこと。国内公募投資信託の純資産総額が過去最高額を更新した。投資信託の純資産総額は、組入資産の時価総額であり、投資信託の規模を示しています。純資産総額が小さい投資信託は、十分な分散投資ができないなど運用難に陥る恐れがあるのと同時に、投資信託会社にとっては十分な運用管理費用が得られないことから、赤字要因になります。ただし純資産総額が大きければ良いというものでもありません。投資対象にもよりますが、例えば小型株中心にポートフォリオを構築する投資信託に多額の資金が集まると、今度は組み入れる株式を買ったり、解約資金を作るために売却したりする際、投資信託の売買が株価を動かしてしまうリスクが高まります。つまり投資先のマーケット規模に合わない投資信託も、また運用難に陥る恐れがあるのです。

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資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。