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配当(はいとう)

企業が稼ぎ出した利益を株主に配分すること。普通配当が一般的だが、特別配当や記念配当などもある。A社は一時経営難に見舞われたが、徹底したリストラと売上げの回復で、今期から配当を再開できるようになった。配当は最も幅広く行なわれる株主への利益還元です。事業活動で得た利益から法人税などを支払い、残りを配当として株主に分配したり、内部留保として企業内部で蓄積したりするのです。株主としては配当金は多いほど好ましいと思われがちですが、利益の全額を配当に回してしまえば、大型の設備投資や成長事業の育成に充てるお金が残らず、企業の成長や株主の将来的な利益になりません。そこで企業経営者は利益をどう分配するかを通常「剰余金の配当」として株主総会に諮り、株主の承認を得ます(但し条件を充たせば、配当を取締役会決議限りで決定することができます)。通常の事業活動による利益を分配する普通配当に加え、過去の内部留保の吐き出す特別配当や創業50年や上場20年などの節目に行なう記念配当もあります。普通配当は年1回か2回が一般的ですが、四半期ごとに配当する企業もあります。

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資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。