あんしん総合サービス 支店担当者からのアドバイスや投資情報の提供を受けながらのお取引や、オンライントレードやコールセンターもご利用いただける統合サービスです。
本サービスはリニューアルに伴い、2024年3月29日をもってサービスを一時停止させていただきます。
誠にご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申しあげます。
リニューアルは6月中旬を予定しております。
「ポートフォリオ」(Portfolio)は元々「紙ばさみ」という意味の言葉です。
個々の機関や個人が保有する証券はそれぞれ紙ばさみにはさんで保管されていたことが多かったため、保有者ごとにはさまれた複数の証券を1つの資産として見なし、それをポートフォリオ(紙ばさみ)と呼びました。
そして、現在では証券のみならず不動産等も含め多種多様な運用商品を組み合わせてできた投資資産全体をポートフォリオと呼んでいます。
※当資料は資産運用に関する考え方をまとめたもので、将来の利回り等を保証するものではありません。実際の投資に際してはお客さまご自身の判断で行なわれますようお願いいたします。
ポートフォリオ運用は自身の運用目標やライフスタイルリスク許容度に合わせて複数の運用商品を組合せて運用していきますが、その際の株式、債券、預貯金、不動産など運用資産への資産配分割合の決定をアセットアロケーションといいます。
資産運用を行なう場合、アセットアロケーション(資産配分)を決定した後に、その資産ごとに銘柄選択を行いますが、投資成果に与える影響は、銘柄選択よりもアセットアロケーションの方が大きいといわれています。
※当資料は資産運用に関する考え方をまとめたもので、将来の利回り等を保証するものではありません。実際の投資に際してはお客さまご自身の判断で行なわれますようお願いいたします。
「タダより高いものはない」「キレイな花にはトゲがある」などの諺がありますが、投資の世界も同じことで安全確実で儲かる商品などというものは存在しません。
収益性(リターン)が高いものは一般的にはリスクも高くなりますし、同様にリスクが低いものは収益性が低くなります。これをリスクとリターンの関係といい、投資商品は一般的にはこのようなリスクとリターンの関係が成り立っています。
「安全第一」といっても現在のような金利の低い預貯金ばかり頼っていても、著しい物価上昇(インフレ)時には実質の貨幣価値が下がってしまい損をする場合があります。
インフレに負けない運用を…と収益性の高い株式ばかりに投資していると株価の下落などで損をする場合があります。そこで、特徴の異なる商品を複数に分散投資することで、株価の下落やインフレなど様々なリスクを抑え結果的にバランスのとれた資産運用を行なう手法です。
商品の分散 | 株式や債券、預貯金など商品を分散させてリスクの軽減をはかります。株式等の中でも業種やテーマ、個別銘柄などで分散します。 |
---|---|
期間の分散 | 「安く買って、高く売る」これが収益を得る基本ですが、本当に今が安いのか、高いのかということは専門家でも難しいものです。 ですから、一度に投資をしてしまうのではなく、時間(投資タイミング)を分散させて投資することで価格変動リスクや金利変動リスクを低減させるのです。 |
通貨の分散 | 海外の高い金利で運用したり、円安による円資産価値の減少を抑えるため、外貨建ての資産を組み入れます。また、外貨でも単一通貨に投資するのではなく複数の通貨(米ドル、ユーロなど)に分散投資します。 |
金融機関の分散 | 金融機関の破綻リスクに備えるため、複数の金融機関に資金を分散させます。 |
株式などの収益性の高い(リスクの高い)投資では、長期になるほど値下りリスクが減少していく傾向があります。
株式などの投資は長期投資を心がける必要があり、逆に言えば長期間投資できる資金でなければ株式等の投資には向かないと言うことになります。
利殖性資産を安全性資産(使用予定資金+流動性資金+確実性資金)と組合せた場合の全体の運用資産に与える影響をシミュレーションしました。
利殖性資産を安全性資産(使用予定資金+流動性資金+確実性資金)と組合せた場合の全体の運用資産に与える影響をシミュレーションしました。
安全性資産の組入れ率(利回りは1%) | 利殖性資産の組入れ率(利回りは→) | 利殖性資産の年利回り | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
-20% | -10% | 0% | 10% | 20% | ||
100% | 0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
90% | 10% | -1.1% | -0.1% | 0.9% | 1.9% | 2.9% |
80% | 20% | -3.2% | -1.2% | 0.8% | 2.8% | 4.8% |
70% | 30% | -5.3% | -2.3% | 0.7% | 3.7% | 6.7% |
運用資金を目的別に配分したら、配分した資金性に合致した商品を選びます。
商品選択時も単一の商品に偏らないように分散投資を忘れずに行ないましょう。
流動性資金 | いつでも現金化できる流動性、利便性に優れた商品で運用します。MRF/MMF/中国ファンド/ヒット/貯蓄預金 など |
---|---|
使用予定資金 | 資金の使用時期に合わせて償還、満期がくる商品で運用します。債券/利回り型CB/公社債投信/短期公社債投信/定期預金 など |
確実性資金 |
中長期的に安全性を重視して運用を行なえる商品で運用します。金利動向によりタイプを分散させます。 金利の上昇が予想される場合:変動金利型商品 |
利殖性資金 |
収益性を重視し積極運用を行ないます。リスクを軽減させるため、多様な商品に分散投資を行ないましょう。 ・株式 ・国内株式投信 ・国際型株式投信 ・仕組債券 ・外貨建債券 ・外貨建投資信託 など |
※当資料は資産運用に関する考え方をまとめたもので、将来の利回り等を保証するものではありません。実際の投資に際してはお客さまご自身の判断で行なわれますようお願いいたします。