プロスペクト理論(ぷろすぺくとりろん)
プロスペクト理論とは、アメリカ人の経済学者カーネマンが発表した論文のタイトルです。ノーベル経済学賞も受賞したこのプロスペクト理論はリスクを伴う状況下など不確実性下における意思決定モデルのひとつとなっています。具体的には投資家は収益よりも損失に敏感であるとし、収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすく、一方、損失が出ている場合はそれを取り戻そうと大きなリスクを取るような投資判断をしやすいといったものです。

資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。