棒下げ(ぼうさげ)
株価が一本調子で下がること。A社の株価は午後に入って棒下げとなった。夕刊にA社の不祥事が大きく掲載されていて、社長が辞任に追い込まれるらしい。「棒上げ」の反対語が「棒下げ」です。相場は売り一色で、株価が下がる過程で、下げ幅が一時的に縮小する場面さえないこともあります。このようなときは投資家の不安感が増し、株価が買い値を上回っている投資家は利益の出ているうちに売ろうとして、売り注文を急ぎます。また、株価下落で利益を上げるため、信用取引の売りを出す人もいて、株価下落がさらに加速するものです。「上げ100日、下げ3日」ともいわれ、株価は上昇よりも下落のほうが急激なものになりやすいようです。

資産づくりとは、これからの人生・暮らしを考えるところから始まります。年代ごとにさまざまなイベントがあり、人生の節目に向けて、どのようにお金を管理し、資産づくりに取り組めばいいのか、考えてみましょう。