NISAトーク
2024.12.27

大人気米国株ブロガーたぱぞうさんに聞く!2025年の注目銘柄と投資戦略とは

  • #NISAトーク
  • #人気インフルエンサーの投資術
  • #たぱぞう
  • #米国個別株
インタビュアー/NISAセンター 松本智則
目次
    NISAトーク

    投資系インフルエンサーの方をお呼びして、フラットな立場で資産運用やNISAの活用方法について聞く「NISAトーク」。
    今回は、YouTubeライブセミナーにゲスト出演いただいた、米国株ブロガー兼YouTuberである「たぱぞう」さんとの対談内容を抜粋してお届けします!

    ※当記事は2024年12月10日開催のライブセミナーの内容をまとめたものです。記事内の見解等は開催日時点のものであり、今後予告なく修正・変更されることがあります。投資の決定は、ご自身の判断と責任でなされますようお願い申しあげます。

    たぱぞう

    社会人になると同時に資産形成をはじめ、2010年以降、米国株投資を中心に行う。2016年ころから「誰でもできる投資術」「誰でもわかる海外投資」をモットーにブログ「たぱぞうの米国株投資」を執筆中。現在はブログやセミナーでの情報発信のほか、YouTubeチャンネル「たぱぞう投資大学」にて、投資、資産運用についてオリジナルのアニメーションでシンプルに解説を行う。YouTubeチャンネル登録者数24万人、X(Twitter)フォロワー23万人 (2024年12月27日現在)。

    2024年新NISA元年相場の振り返り

    ── 2024年は大きく相場が動いた1年になりましたね。今年を振り返って、気になるマーケットの動きや、注目ポイントはありますか?

    たぱぞう:そうですね、日銀がマイナス金利を解除したのが大きなトピックスだったかなと思いますね。実際、銀行の借入金利が0.15%上がり、不動産価格が高騰していたところから、ちょっと落ち着く、もしくは横ばいになるきっかけになるんじゃないかなと思います。

    もう一つは、為替が1ドル=160円を突破したことで、節目となる値、目先の天井はつけたのかなと思いますね。

    海外市場で言えば、米国の主要指数は2023年に引き続き、2024年も強かったですね。おそらく米国株投資をしていた方、特に指数を追っていた方の多くは、過去最高額の利益を出したんじゃないかなと思います。私も、過去最高額の利益を出すことができました。

    「いい1年だった」と総括してもいいんじゃないかと思います。

    ── 新NISA元年となった2024年ですが、たぱぞうさんは新NISAを活用されましたか?

    たぱぞう:NISAを活用して、初めて投資信託に投資しました。S&P500とNASDAQに連動する投資信託を買いましたね。

    私の周りの投資家は米国株に投資をしている方が多いので、あたかもみんな米国株に投資をしている気になっていたんですけど、NISAの利用状況を見てみると、やっぱり米国個別株を取引するのはまだまだハードルが高いんだな、ということが確認できますよね。

    ── NISA制度を使って、優待株や配当株に投資をしたいという方も多いですね。そういった方へのアドバイスはありますか?

    たぱぞう:自分の中で外せない優待株や配当株があれば、投資をするのもありだと思います。また、配当投資というのは不況の時にいいんですよ。利益が見えているビジネスモデルから、計算できる配当を出しているので。

    でも、今はイノベーションが起きているので、その波に乗らないと平均に劣後する投資になるということは、知っておいてもいいと思いますね。

    2025年の注目銘柄と投資戦略

    ── 投資をする上で押さえておきたいアセットについて教えてください

    たぱぞう:押さえておきたいアセットとしては、S&P500、全米系、VTIとかでしょうね。コア資産として投資してもいいと思います。特にS&P500はこの60年で見ると、年率10%のリターンで回っています。

    それでは満足できない方はハイテク株とかに投資をしてもよいと思います。ただ大きなリターンを目指すということは、一方でマイナスになるリスクも大きいので、チャートとか見て判断していく必要があると思いますね。

    ── 個別株を選ぶ上での基準などありますか?

    たぱぞう:まずは売上高が伸びているかですね。これは基本中の基本です。売上高が伸びていないということはイノベーティブではない、ということに繋がると考えています。

    その他には、営業キャッシュフローは伸びているか、営業利益は伸びているか、営業利益率は20%以上あるか、ということを気にしています。特に、営業利益率が高い企業が好みです。なぜなら、営業利益率が高い企業というのは優れたビジネスモデルを持っているケースが多いんですね。

    ちなみに、優れたビジネスモデルとは、その企業が独占的、または寡占的なビジネスモデルであるかや、イノベーティブであるかということですね。

    私の次の世代には、何かイノベーティブなアプリケーションやプラットフォームを作ってくれる、日本の経営者が出てくれるといいな、と思っています。

    ── そもそも、個別株をどのように見つけていますか?

    たぱぞう:泥臭いとよく言われますが、年2回出版される米国会社四季報を隅々まで見ています。その中で面白いと思える企業に、かたっぱしからラインマーカーを引いて、ポストイットを貼っていっていますね。

    そこから、決算情報など見に行くようにしています。

    ── 2025年に向けて、注目している個別株はありますか?

    たぱぞう:ズバリ、指数を超える成果を目指すなら、ハイテクとヘルスケアに尽きますね。米国株も強い強いと言われますが、S&P500に勝るセクターは、ハイテクとヘルスケアしかありません。

    というのも、あまりにもこの2つのセクターが強すぎて、金融やエネルギーなど他のセクターもリターンは良かったのですが、指数を上回れなかったんです。なので、指数を超えるという目標があるのであれば、ここは外せないでしょうね。

    ── この話の続きや、より具体的な銘柄が気になる方は、動画本編をチェック

    【YouTubeライブセミナー】プロの視点!今年の相場から見えた来年の注目銘柄・投資戦略を徹底解説【登壇者:米国株ブロガーたぱぞうさん】


    LINE公式アカウント友だち追加 LINE公式アカウント友だち追加

    ※クリックすると東海東京証券のWEBサイトに移動します。
    はじめてNISAをご利用されるお客様は、証券総合取引口座とNISA口座をまとめて開設できます。

    この記事をシェア