目的に応じてお金を分ける

資産運用では、まず手持ちの資金の用途を目的に応じて分けて考えることが大切です。
- ■すぐに使えるお金
日々の生活費や急な出費、例えば病気や入院などの際にも用意できるお金 - ■貯めるお金
中長期的に必要となる資金、例えば、結婚資金、住宅購入やリフォームの資金、クルマの購入や修繕資金、子供の教育費など、将来に向けて安全で安定的に管理するべきお金 - ■殖やすお金
当面使う予定のない余裕資金で、将来のために運用して殖やしたいお金
すぐに使うお金については、必要な時にいつでも引き出せるよう銀行の普通預金に入れておくか、あるいはMRF、MMFなど、比較的安全性の高い金融商品で運用する方法もあります。将来に備えて貯めるお金については、定期預金、あるいは個人向け国債など、収益性+安全性の高い金融商品で運用する方法もあります。
一方、将来のために殖やしたい資金については、ある程度のリスクをとっても、株式投資や投資信託などで積極的に運用し、着実に資産を殖やすことも考えましょう。
このように目的に応じてしっかり資金を区分し、それぞれの用途に合わせてバランスよく資産運用を行うことで、計画的な資産づくりを心がけることが大切です。
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