このパンフレットは架空の外国の銀行が新たに発行する債券(新発債)のものです。
上から説明していきます。
(1)発行体(発行者)
発行体とはこの債券を発行してお金を集める企業や国・団体のことでしたね。このパンフレットでは「OTOME銀行」という銀行が発行するようです。
(2)満期
満期(償還)とはこの債券の元本が投資家に返還されて、お金の貸し借りが終了する時期のことでした。このパンフレットによれば、この債券は2009年7月20日に満期を迎えます。
○○建て債券
外貨建て債券は元本の払い込み、利子の受け取り、償還金の受け取りが全て外貨で行われますね。このパンフレットではニュージーランドドルで行われることがわかります。
売り出し期間
この期間中に金融機関にこの債券を購入したい旨を伝えます。ただし、販売額の上限がありますので、売り出し期間中であっても売り切れになり購入できないこともあります。
(3)期間
今購入すると満期までどのくらい保有するのかという期間のことです。
(4)利率
この債券を保有していると、元本(投資金額)に対して何%の利子がもらえるのかを示しています。利率は課税前と課税後によって異なりますから、確認するときは注意が必要です。この債券の場合、課税前で7%の利子がもらえるのですが、利息に対して20%の税金がかかりますので(源泉分離課税)実質的には、7%×0.8=5.60%の利子がもらえることになります。(ただしこれはニュージーランドドルで受け取った場合です。利子をもらうときに日本円に転換すると、そのときの為替レートによって手取り金額が変わります。)
(5)お申込みメモ
売り出し価格
額面金額については額面金額って何?の中でお話しましたね。
この債券の場合は、例えば額面1,000ニュージーランドドルを購入するのに、1,000ニュージーランドドルを払い込むことが記載されています。
お申込み単位
この債券の場合、「額面1,000ニュージーランドドル単位」ですから、“1,200ニュージーランドドル買います”という注文はできません。
受渡日(受け渡し日)
債券の保有者となると同時にお金の支払いの決済する日です。つまりこの日までに金融機関にお金を支払う必要があります。
利払い日
利子が支払われる日のことです。
償還日
この債券の満期日、つまりお金の貸し借りが終了し元本が投資家に返還される日のことです。
格付け
格付けとは、専門の格付け機関が発行体の財務状態などを総合的にみて、信用度はどのくらいかを示したものでしたね。格付けが高ければ高いほど安全性は高いことになります。
(6)重要事項の説明
この債券のリスクについて説明しています。必ず目を通しましょう。
(7)本債券に関する税金
この債券を購入した場合、何に対してどのくらいの税金がかかるのかを説明しています。