コンプライアンス基本方針・行動規範・倫理コード

コンプライアンス基本方針

2009年 4月 1日

当社は、金融・資本市場の真の担い手としての信頼を確保するために、私たちの責任において「法令等遵守(コンプライアンス)」態勢をより充実・機能させることが必要不可欠だと考えます。
ここに、その永続的な実現を目指し「コンプライアンス基本方針」を制定します。

  1. (1)あらゆる法令・諸規則等を遵守し、「法的責任」を果たします。
  2. (2)社会的使命を自覚し、具体的行動の実践により、「社会的責任」を果たします。
  3. (3)誠実・公正な業務遂行と人間尊重の精神に基づき、「倫理的責任」を果たします。

行動規範

2009年 4月 1日

  1. (1)私たちは、あらゆる法令・諸規則等を正しく理解・遵守し、社会的常識に従って、公明正大に業務を遂行します。
  2. (2)私たちは、金融・資本市場の担い手として社会的使命を自覚し、誠実・公正に業務を遂行します。
  3. (3)私たちは、「親切と安心」をモットーに、お客様に信頼される営業姿勢に徹します。
  4. (4)私たちは、「臭いものにフタをしない」、「嘘をつかない」、「取り繕わない」ことを誓い実践します。
  5. (5)私たちは、「見て見ぬふりをしない」で、積極的に問題解決のために取り組みます。
  6. (6)私たちは、業務上知り得たお客様の情報の取扱いには細心の注意を払い、守秘義務を全うします。
  7. (7)私たちは、反社会的な勢力に対して断固として対決する姿勢を貫きます。

倫理コード

2009年 2月 3日
2009年 2月23日一部改正

1.社会規範及び法令等の遵守

投資者の保護や取引の公正性を確保するための法令や規則等、金融商品取引に関連するあらゆるルールを正しく理解し、これらを厳格に遵守するとともに、一般的な社会規範に則り、法令や規則等が予見していない部分を補う社会常識と倫理感覚を保持し、実行する。

2.利益相反の適切な管理

業務に関し生ずる利益相反を適切に管理しなければならない。また、地位や権限、業務を通じて知り得た情報等を用いて、不正な利益を得ることはしない。

3.守秘義務の遵守と情報の管理

法定開示情報など、情報開示に関する規定によって開示が認められる情報を除き、業務上知り得た情報の管理に細心の注意を払い、機密として保護する。

4.社会秩序の維持と社会的貢献の実践

良き企業市民として、社会の活動へ積極的に参加し、社会秩序の安定と維持に貢献する。反社会的な活動を行う勢力や団体等に毅然たる態度で対応し、これらとの取引を一切行わない。

5.顧客利益を重視した行動

投資に関する顧客の知識、経験、財産、目的などを十分に把握し、これらに照らした上で、常に顧客にとって最善となる利益を考慮して行動する。

6.顧客の立場に立った誠実かつ公正な業務の執行

仲介者として、常に顧客のニーズや利益を重視し、顧客の立場に立って、誠実かつ公正に業務を遂行する。 会社での権限や立場、利用可能な比較優位情報を利用することにより、特定の顧客を有利に扱うことはしない。また、適切な投資勧誘と顧客の自己判断に基づく取引に徹することにより、自己責任原則の確立に努める。 さらに、顧客との間で締結された契約に基づく受託者責任が生じる場合には、顧客の利益に対して常に誠実に行動する。

7.顧客に対する助言行為

顧客に対して投資に関する助言行為を行う場合、中立的立場から、事実と見解を明確に区別した上で、専門的な能力を活かし助言をする。 関連する法令や規則等のもとで、投資によってもたらされる価値に影響を与えることが予想される内部情報等の公開されていない情報を基に、顧客に対して助言行為を行うことはしない。

8.金融・資本市場における行為

法令や規則等に定めのないものであっても、社会通念や市場仲介者として求められるものに照らして疑義を生じる可能性のある行為については、当社の倫理コードと照らし、その是非について判断する。 関連する法令や規則等のもとで、投資によってもたらされる価値に重要な影響を与えることが予想される内部情報等の公開されていない情報を適切に管理する。

9.社会的使命の自覚と金融・資本市場の健全性及び信頼性の維持、向上

金融・資本市場に関する公正性及び健全性について正しく理解し、金融・資本市場の健全な発展を妨げる行為をしない。また、金融・資本市場の健全性維持を通して、果たすべき社会的使命を自覚して行動する。 適正な情報開示を損なったり、公正な価格形成を歪めることにつながる行為に関与する等、当社に対する信頼を失墜させ、あるいは金融・資本市場の健全性を損ないかねない不適切な行為をしない。

以上