投資信託投資信託の種類

投資信託には、たくさんの種類がありますが、投資対象によって大きく2つに分けられます。1つは、国債、地方債、社債など債券を投資対象とし、株式を一切組み入れない「公社債投資信託」、もう1つは、株式の組み入れが可能な「株式投資信託」です。

運用対象による分類

公社債投信について

株式投資信託は、株式の組み入れが可能となりますが、実際に株式を組み入れず、債券を主要投資対象としている株式投資信託もあります。

主な公社債投信(MRF、MMF、長期公社債投信)

主な公社債投信には、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)、長期公社債投信があります。

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)は、円建ての短期金融商品及び残存期間の短い公社債を中心に運用します。証券会社の総合口座で株式、債券、投資信託などの決済に利用されています。

MMF(マネー・マネジメント・ファンド)は、円建ての公社債や短期の金融商品を中心に運用する投資信託です。

MRFとMMFの主な違いは、MRFの方がMMFより短期(残存期間の短い)且つ、信用リスクを抑えた(高格付け)の債券及び短期金融商品を組入れて運用されているところです。

長期公社債投信は、その名のとおり、国債、地方債、社債などの公社債で運用する投資信託です。

  MRF MMF 長期公社債投信
購入 いつでも可能
購入単位 1円以上1円単位 1万口単位
(1口=1円)
解約 いつでも可能
解約単位 1円以上1円単位 1万口単位
(1口=1円)
現金になる日 正午以前の解約申し込みは当日、正午以降の解約申し込みは翌営業日 キャッシング(*1)制度あり 申し込みの翌営業日 キャッシング制度(*1)あり 申込日から4営業日目
信託財産留保額(*2) なし 30日未満の解約は
1万口につき10円
なし
解約手数料あり(*3)
*1 キャッシング制度
MRFやMMFの受益証券を担保にして、解約申し込み日より受け渡し日までの間、解約代金相当額(500万円以内で証券会社が定めた額)を借り入れ可能にする制度
*2 信託財産留保額(しんたくざいさんりゅうほがく)
投資信託を解約する際に投資家が負担し、信託財産(投資信託の資産全体のこと)に留保される金額のこと。
*3 長期公社債投信の解約手数料
解約はいつでも可能ですが、その際に手数料と手数料に対する消費税がかかります。2001年3月までに購入したものについては、1万口あたり100円の手数料でしたが、その後、引き下げられており、現在手数料のかからないものもあります。手数料は、購入時期、発行会社によって異なりますので、詳しくは目論見書(もくろみしょ)をご覧ください。

ベンチマークって何?

投資信託を運用する際、目標となる基準、またはパフォーマンスを評価する基準のことをベンチマークといいます。ベンチマークはそれぞれの投資信託により異なります。(ベンチマークの指定されていない投資信託もあります。)

例えば、国内株式に投資する投資信託であれば、一般的に日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)がベンチマークとして使用されることが多いようです。

それぞれの投資信託が、何をベンチマークとしているかは、目論見書(もくろみしょ)など(投資信託ごとに作成されている説明書のこと)で確認できます。投資信託の運用成績では、その投資信託をベンチマークと比較して、上回っているか、下回っているかをチェックすることが大切です。ある時点の基準価額(投資信託の値段)が上がっているから良い、下がっているから悪いとは判断できないのです。たとえば、基準価額が上がっていても、ベンチマークがそれ以上に上がっていれば、その投資信託は運用成績が良いとはいえません。反対に、たとえ基準価額が下がっていても、ベンチマークがそれ以上に下がっていれば、その投資信託は運用成績が悪いともいえません。

運用成績、良い?悪い?

運用手法による分類

投資信託は運用手法によってパッシブ運用とアクティブ運用に分かれます。最も基本的な分類になりますので、特徴を理解しましょう。

パッシブ運用は、ベンチマークの値動きに連動することを目的に運用します。一方、アクティブ運用は、ベンチマークを上回る運用成績を目的に運用します。

パッシブ運用

パッシブ運用は、ベンチマークの値動きに連動することを目的に運用します。パッシブ運用の代表的なものに、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドがあります。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、S&P500といったインデックスとの連動が最大の目標になるため、これら投資信託の基準価額(投資信託の値段)は、ベンチマークが上がれば上がり、下がれば下がるものとなります。

アクティブ運用

アクティブ運用は、ベンチマークを上回る運用成績を目的に運用します。株式を主たる投資対象とする、アクティブ運用の投資信託は、グロース型とバリュー型に分類される場合があります。

グロース型投資信託

成長性に注目し、投資する投資信託です。

バリュー型投資信託

割安度に注目し、投資する投資信託です。

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