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- 働く女性の割合の高さ
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シンフォニーオブライツ
先日、「中国でこの10年間で値上げしていないものは？」という記事を読みました。経済が高成長している中国では、日用品や不動産などさまざまなモノの価格が値上がりしていますが、交通料金や通信機器などは逆に安くなっているものもあります。確かに中国で買い物をしていると、競争が激しく積極的にコストダウンを行う産業の商品は、単価が下がっていることに気付きました。中でも、一番印象的なのは飛行機チケットです。昔はとても高価だったチケットが、航空会社のシェア争いのため値下がりし、多くの人が利用できるようになりました。さらに、人民元高や娯楽消費へのシフトなどもあり、中国では旅行がブームが起きており、2014年中国の海外旅行者数は1億人を超えると予想されています。
観光業はすそ野が広い産業で、運輸、宿泊、物販、サービスなどで構成されており、観光業が発展すれば、観光関連の商品・サービスのビジネスチャンスにも繋がります。
LCCの香港エクスプレス航空は就航先が約3割以上が日本になっています。日本は香港人だけではなく、中国人にとっても人気がある旅行先です。そのためか、香港のブランド店で驚くほど長蛇の列を作っていた中国本土観光客をあまり見かけなくなりました。中国の友人に旅行先として日本をオススメすると、既に日本に行ったことがあるか、将来的には日本に旅行に行くことを考えていると答える人がほとんどです。近隣諸国の中でも、自然や文化遺産といった観光資源が豊富な日本の人気が高い事がうかがえます。また、日本観光庁によると、2014年7-9月の中国人観光客による日本滞在中の支出額は、一人平均19.7万円と旺盛な購買欲がわかります。中国で日本への旅行の人気が高まることによって、日本での消費額が増加するなど日本国内への影響が日々増している事がわかります。
「Japan」も「Made in Japan」も、やはり人気ですね。
2015年1月29日時点
- サービスの簡素化など効率的な運営により、低価格な航空輸送サービスを提供する航空会社。
欧米に比べて遅れたものの、アジア諸国でも21世紀に入り、航空規制の自由化が進められた結果、2012年には東南アジア圏で半数以上を占める市場へと成長している。
