証券用語集上げ足(あげあし)
相場が上昇基調にあることで、そのスピードが急なときは「上げ足が速い」、また緩やかなときは「上げ足が鈍い」や、単に「鈍い」などという。
用語の使用例
今年1月以降1700円を抵抗線として高値もみあいを続けてきた株価が、ようやく上に抜けた。売建玉を買い戻す動きに拍車がかかり、株価はいっそう上げ足を速めた。
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相場が上昇トレンドに入った場合、一本調子で上がることはなく、緩急織り交ぜて上がっていきます。株価が抵抗線など節目にさしかかり、上昇スピードが緩くなることを「上げ足が鈍る」といいます。もちあい状態にあった株価が抵抗線を上に抜けると新規の買いや売り手の買戻しにより、株価が急上昇することもあります。