証券用語集円建て外債(えんだてがいさい)
サムライ債
外国の企業や政府、国際機関などが円資金を調達するため日本国内の市場で発行する債券のこと。利払い、償還金は円で支払われる。
用語の使用例
債務問題で混乱が続いている欧州市場での発行を避け、低金利かつ安定している日本市場で資金調達を行なっているため、サムライ債(円建て外債)の発行額が増加している。
もっと知りたい!
「サムライ債」や「サムライボンド」とも呼ばれ、海外の国や企業(非居住者)が日本の投資家を対象に日本国内の市場で発行する円建て債券です。発行者にとっては巨額の資金を低利で調達できること、日本の投資家にとっては為替リスクがない上に預貯金や日本国債などより金利が高いことがメリットとなっています。