証券用語集彼岸底・彼岸天井(ひがんぞこ・ひがんてんじょう)
米相場から生まれた言葉で、新米の出る秋の彼岸の頃に天井をつけ、春の彼岸頃、底をつけることが多かったことからこのように言われるが、株式市場においては特に根拠はない。
用語の使用例
彼岸底にかけて株価が下がったら買うつもりだが、今の相場をみる限り、彼岸底どころか株価が上がっており、彼岸天井になりそうだ。
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「彼岸底(天井)」のほか「節分底(天井)」の語もあります。関西では、大阪天満宮の夏祭り(天神祭)の時期に相場が底値を付けるという意味の「天神底」などの言葉を用いることもあります。いずれも特定の季節に相場が天井または底値を形成するというものといわれていますが、過去のデータを調べる限り、必ずしも正しくないようです。