証券用語集節(ふし)
相場(株価)の上げ下げが一時的に抵抗を示す過去の高値や安値、あるいは大商いをしたゾーンのこと。大台などをいう。
用語の使用例
日経平均株価の最大の節と尋ねられたら、高値では誰もがバブル時の最高値3万8957円44銭と答えるが、安値については意見が分かれるところだ。
もっと知りたい!
株価には「節」とも「節目(ふしめ)」とも呼ばれる重要ポイントがあります。「上場来高値」「今年最安値」といった株価だけを由来とするものに加え、「出来高が急増した価格帯」「内閣発足時の株価」など株価以外の要素を含む節もあります。上げ相場で節に接近すると、節を越えられないと考える投資家が出てくるため上昇速度が鈍り、下げ相場で節に接近すると、節を下回らないと考える投資家が出てくるので、下げ止まったりすることがあります。節を突破して上昇することを「節目を払う」といいます。