証券用語集窓(まど)
株価の急激な値動きにより形成される株価チャートの空間のこと。
用語の使用例
日経平均株価は大幅続落したので、チャート上は2日連続で窓が空いているが、いずれ窓を埋める形で株価が戻るだろう。
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前日まで高値が1000円の銘柄が急上昇し、当日は1050円が最安値になったとき、1001円から1049円では誰も売買していないことになります。この空白を窓と呼びます。(カタカナで「マド」と書かれる場合もあります。建物の窓は「開ける」ですが、チャートの窓は「空ける」を充てます。反対語は「窓を埋める」。これまで空白だった1001円から1049円の間で売買が成立することを指します。チャート分析では、空いた窓はいずれ埋まるといわれ、売買の空白となる価格帯が生じるほど急速に下げたら、その後は空白の価格帯まで値を戻すことがあります。