証券用語集ミクロ経済(ミクロけいざい)

経済は大きく分けて、「マクロ経済」と「ミクロ経済」に分類される。「ミクロ」は「微小な、小さい」を表し、個別に捉えることを指す。

用語の使用例

経済成長率はほぼ横ばいだが、ミクロ分析の立場からは、業績拡大の著しい企業が増えており、いずれ経済成長も上向くだろう。

もっと知りたい!

ミクロ(Micro)は微視的と訳され、経済を構成する個別企業や家計の動きをもとに、経済全体の姿を知ろうとする経済学の手法です。証券会社の企業アナリストは主に個別企業の業績動向を追うので、ミクロ分析の立場です。これに対して、経済成長率や物価など世の中の景気全般の動きを分析するエコノミストは、マクロ的に経済を見ているといえます。理論上は、マクロ統計を分解するとミクロ統計に行き着き、ミクロ統計を積み上げるとマクロ統計と一致します。

ミクロ経済に関連する用語


他の用語を探す

注目の用語