証券用語集軒並み高(のきなみだか)
業種やテーマを同じくする銘柄の株価がそろって高くなること。
用語の使用例
円安が急速に進んだほか、米国の経済統計が市場の事前予想を上回る好調ぶりだったので、自動車や電機などの輸出関連銘柄が軒並み高となった。
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軒並み高は同じ業種の銘柄が一斉に値上がりする場合に使い、業種を問わず上場銘柄がそろって値上がりすることは全面高といいます。特定業種のトップ銘柄から2番手、3番手、最後尾グループまで一斉に上昇するときは共通した買い材料が出現したとき。住宅減税で住宅メーカーやマンション販売業者の株が上がったり、規制緩和で人材派遣業者の株が上がったりする場合です。ただ、軒並み高といっても銘柄ごとに値上がり率にバラツキが出てくるものです。本格的な上昇相場であれば、値上がり率の小さい銘柄も先行して上げた銘柄に引っ張られるようにして上がっていきます。