証券用語集自律反発(じりつはんぱつ)
地面に落ちたゴムまりが、自らの弾力でバウンドするように、急速に下げた相場(株価)が行き過ぎ警戒心から自然体で一旦戻ること。
用語の使用例
日経平均株価は大幅に下落した後、自律反発の様相を見せた。
もっと知りたい!
自律反発にはいくつかの要因があります。大きく下げたので、底値が近いと思って買いにくる投資家もいれば、相場の下落局面で信用の売りを行なっていた投資家が利益確定のために買い戻すケースなどです。自律反発後、地合いが悪ければ、さらに下落することもありますから、自立反発を狙って買いに入る場合は、相場の地合いが以前に比べて悪化していないかどうかなどをしっかりチェックしてからにしましょう。