証券用語集自己資本利益率(じこしほんりえきりつ)
ROE(Return On Equity)
投資家が投資した資本を「元手」として、1年間でどれだけの利益をあげたかを表す。利益効率を表す指標。
ROE=1株当たり利益(EPS)÷1株当たり純資産(BPS)
用語の使用例
第2次中期経営計画における数値目標として、次年度経常利益1000億円以上、ROE(自己資本利益率)10%以上などを決議する。
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自己資本利益率(ROE)は、欧米などの外国人投資家が重要視している財務指標の1つです。ROEが高い企業は、効率的な経営をしており、低ければ非効率と判断されるため、株価に影響を与える可能性の高い指標といわれています。日本企業の株主構成において、海外投資家の占める比率は上昇しているため、日本でも「ROEを意識した経営」を行なうようになってきました。2014年運用開始の株式指数「JPX日経インデックス400」は、採用銘柄の重要な基準として、高いROEが条件となっています。