証券用語集突飛安(とっぴやす)
特に材料がないにもかかわらず、ある銘柄が突然大きく値下がりすること。
用語の使用例
連日の突飛安で不安になって保有株を売ったら、翌日の新聞に企業不祥事の記事が大きく載っていた。早く売っておいて正解だった。
もっと知りたい!
突飛高と同様に、突飛安もあります。原因不明の突然の値下がりです。ただ、売った人は確実にいます。持ち株を手放して現金を工面する必要があったり、他の銘柄に乗り換えるために売ったりするなどの事情があるものです。業績下方修正の噂がネット上で広がり、動揺した投資家が売りを急ぐこともあります。持ち株が値上がりしている分には慌てる必要はありませんが、値下がりとなると話は別です。原因不明の値下がりが続くようだと、持ち株をいったん売却して様子を見ることも選択肢に入ってきます。企業の不祥事など悪材料が背後に隠れている可能性もあるからです。