証券用語集内出来(うちでき)

発注した注文の一部だけが成立すること。
例えば、5000株の買い注文(あるいは売り注文)を発注して、うち1000株だけ買い(あるいは売り)が成立した場合、この1000株を内出来という。

用語の使用例

A銘柄を450円指値で5000株の買い注文を出したが、2000株だけ約定する内出来だった。

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株式の売買では、買い手と売り手双方の発注した価格と株数が一致した注文から成立していきますので、価格は同じでもそれぞれ注文した株数が異なれば、部分的な約定となります。これが「内出来」で、その後残りの注文が成立しないことを「不出来」といいます。一般的に、中・小型株など流通する株数が少ない銘柄は、まとまった注文が一度に約定することが難しいといえます。


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