ペイオフとは、金融機関が破綻した場合に、預金保険機構により、ひとつの金融機関につき預金者1人当たり元金1000万円までと、その利息が保証され、それを超える元金及び利息分については保証されないことをいいます。この制度は、2002年3月まで政府の特別措置により実施されず、2002年4月から2005年3月まで間は、普通預金や当座預金などの決済性預金以外の預金等が適用されました。そして2005年4月以降は、当座預金のような無利息、要求払い、決済サービスの三条件を満たす預金以外の預金はすべて、この制度の適用を受けることになりました。いわゆる、ペイオフ解禁です。