買い注文に対して、それに見合う売り注文がなく、売買が成立せずに値がつかない状態のこと。A社の株価が急騰。前日に発表した業績見通しが市場の期待を上回り、先高観が広がった。株価は制限値幅の上限(ストップ高)まで切り上げたが値はつかず、買い気配のまま終わった。株式市場で、投資家の買い注文価格に対して売り注文が入らなかったり、少なかったりするため、一時的に売買が成立しない状態のことを「買い気配」といいます。業績の上方修正などの好材料が出た場合、よく耳にするのが株価の「ストップ高」です。これは極端に買い注文が多いため商いが成立しないまま(特別買い気配)、1日の値幅制限いっぱいまで気配が切り上げることをいいます。