国債、地方債、社債など債券を投資対象とし、株式を一切組み入れない投資信託。公社債投資信託の分配金は、長期金利の低下による影響を受けて、年々低下傾向にある。年1回の決算時に分配金が支払われます。分配金は基本的に運用実績に応じて変動するため、分配率がどの程度になるのかは事前に分かりません。かつては「予想分配率」が提示されており、そこから大きく乖離するような実績にはなりませんでした。事実上、確定利付きに近い商品性を持っていたのですが、運用ルールの見直しによって、予想分配率の提示は行なわれなくなりました。とはいえ、安定運用が行なわれているため、株式投資信託に比べると元本割れリスクは格段に低く抑えられています。