上昇し続けていた株価がそれ以上あがらなくなってきたこと。日経平均株価は朝方こそ500円を超える大幅高だったが、午後には上げ幅を縮小する銘柄が相次ぎ、終値は150円高と伸び悩んだ。米国株が急騰した翌日の東京市場は買い注文が先行して取引が始まり、株価ボードが値上がりを示す赤で埋まることがあります。株価が一本調子で上昇する場合もあるのですが、上げ幅が縮小していく銘柄が増えることもあります。株価が上昇する場面を格好の売り場とみる投資家が多いと、この種の「伸び悩み」がしばしば発生します。潜在的に売りたい投資家が多いことが明らかになるので、買い手にとって心理的なブレーキになり、その後の株価上昇の妨げになります。
