ほとんどの銘柄が安いこと。10日の国内株式市場は全面安の展開となった。上場しているほとんどの銘柄が、前日比で下落している状況のことです。景気などファンダメンタルズの先行き見通しが悪く、相場の地合いが悪い状況の下で、市場に対してインパクトのあるネガティブな材料が浮上した時に、全面安の展開になりがちです。全面安後、連日続落する事態にもなれば、相場が総悲観の状態となり、「セリング・クライマックス」という下げ相場の最終局面となります。その場合は、大きな出来高を伴い、大底が近づいていると考えることができるため、絶好の仕込み場になることもあります。