今は平穏な相場つきだが、将来的には大きく上下しそうな気配がうかがえる状態のこと。次の日銀短観では景況感の大幅悪化を示すデータが出てきそうだが、首相は景気後退には大規模な経済政策で対応すると宣言しているので、波乱含みの相場になるのは避けられない。日経平均株価の終値が上下100円にも満たない小動きの続く相場でも、波乱の芽を見つけられることがあります。株価の先行きについて、強弱感が対立している場面がその例です。株価の動きは小さくても、大量の売りと大量の買いが激突しているようなら要注意。ちょっとした売り手と買い手のバランスの変化で株価は大きく動きます。日経平均は15秒に1回算出されますが、1回に10円、15円と大きく動く日の相場は波乱含みです。