下降を続けていた株価が値上がりに転じ、その値下がり幅の半分程度戻すこと。先週は相場全体が大幅安に見舞われたが、A社株は週明けから急反発し、月曜日の前場で早くも半値戻しを達成した。全値戻しも時間の問題だろう。直近の下げ幅の半分ほど値上がりすること。前週に200円安した株式が今週は100円高なら「半値戻し」になります。また、下げ幅の半分まで株価が戻ったということは、株価さえ安ければ買いたい投資家が少なからずいたことの証拠になります。このため、「半値戻しは全値戻し」といって、下げ幅の半分まで値上がりすれば、元の株価まで戻る可能性が大きいといわれています。実際には計算通りに株価が動くわけではありませんが、株価が下落から立ち直る際は、半値のほか、3分の1、3分の2などが目安として用いられます。