証券用語集始値(はじめね)

その日の取引で最初に成立した値段。

用語の使用例

米国株が軟調だったにもかかわらず、東証では始値が前日比で上がった銘柄が多かった。今後の株価上昇を予想する投資家が多いようだ。

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株価には始値、高値、安値、終値の4種類があり、4本値と呼ばれます。このうち始値は前日大引けから当日寄り付きまでに発表された決算や米国株の動向、政治家の発言などあらゆる情報が反映されるので、相場の方向性を知る手掛かりとなります。好材料がそろっているのに始値が低ければ、市場は慎重だと判断できます。またこれといった買い材料がなくても始値が高ければ、強気の投資家が多いことが読み取れます。寄り付きの取引では、証券会社が当日未明に海外顧客から取った売買注文が多く含まれているとされ、海外投資家の投資姿勢にも大きく影響されます。


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