証券用語集買い細る(かいほそる)

上値を追って買う動きが弱くなること(上値を追わなくなること)。出来高が少なくなること。

用語の使用例

国内株式市場への海外投資家からの資金流出が目立つ。欧州の債務問題や米国経済の失速懸念など、不透明な投資環境を背景に、投資家の買いが細っていることが一因のようだようだ。

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「買い細る」とは、文字通り株を買う力が弱くなることです。買いが細れば株価の上昇する力は弱くなります。国際紛争に伴う地政学的リスクや金融機関の破綻懸念、海外市場の需給悪化、大型倒産など、投資環境の先行きが不透明になるにつれて株などのリスク資産から資金の逃避が始まります。当然ながら、株式市場への資金流入も少なくなり、買いが細ることになります。一方、多く買いが集まり出来高が多くなることを「買いが膨らむ」といいます。

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