証券用語集経過利子(けいかりし)

利付債(利子が支払われる債券のこと。以下「債券」という)を途中で売買する場合、買い手と売り手の双方が債券を保有する期間に応じた利子を得るために、買い手が売り手に対して支払う利子相当額のこと。買い手は売り手に対して前回の利払日(債券の発行体から売り手に対して利子が支払われた日)から受渡日(買い手に債券を受け渡す日)までの経過日数に対する利子相当額を支払う。

もっと知りたい!

国債など債券の利払いは6カ月に1度のケースが大半です。ところが、債券を売買している投資家は、利払日に購入せず、例えば利払日を2カ月過ぎたところで購入するケースもあります。すると、4カ月後の利払時には6カ月分の利子を受け取ることになり、逆に売った側は2カ月間保有したにもかかわらず、利子を受け取れないということになります。それを調整するために設けられているのが経過利子です。

経過利子に関連する用語

経過利子に関連するページ


他の用語を探す

注目の用語