証券用語集利回り(りまわり)
投資元本に対する収益の割合のこと。
用語の使用例
元本保証ではないが、国債よりも利回りの高い株式や投資信託は多い。
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株式市場での利回りで代表的なのは配当利回りでしょう。100円で買った株に年3円の配当が付けば利回りは年3%です。クオカードなどの株主優待品が加われば、利回りはさらに上昇します。投資信託は分配金利回りが銘柄選びの重要な指標になります。こちらは1年間の分配金を基準価額で割って100倍したもので、考え方は株式の配当利回りと同じです。どちらも配当や分配金利回りに加え、元本に当たる株価や投信の基準価額の動きも重要です。また、企業の財務分析では、利回りと似た指標に益回り(えきまわり)があります。こちらは1株当たり利益を株価で割って100倍したもので、株価が企業の収益力に比べて割高か割安かを分析する指標の1つです。