株式自己責任の原則

株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。
自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

また、投資家が安心して株式投資をするためには、株式市場の公正性や透明性が維持されていることが大前提です。したがって、内部情報を悪用した取引(インサイダー取引)や意図的な相場操縦、根も葉もない噂を流す行為(風説の流布)などは禁止されています。違反すれば厳しく罰せられることはいうまでもありません。