景気景気ウォッチャー

各地域の景気の動きを肌で感じることができる人々(景気ウォッチャー)を対象に
アンケート調査を実施し、回答をまとめたものです。

現況判断DIと先行き判断DIの算出方法

タクシーの運転手、スーパーやコンビニの店員、レストランやホテルの従業員など、各地域の景気の動きを肌で感じることができる人々を対象にアンケート調査を実施し、回答をまとめたものです。毎月、内閣府から結果が発表されます。

  1. 景気ウォッチャーは3ヶ月前と比較した景気の現状(現況判断)や今後2~3ヶ月先の景気の見通し(先行き判断)について、「良い」「やや良い」「どちらとも言えない」「やや悪い」「悪い」という5つの選択肢から回答を選びます。
  2. 5段階の判断に、それぞれ以下の点数を与えて、これらを各回答区分の構成比(%)を掛けてDIを算出します。
評価 良くなっている
/良くなる
/良い
やや良くなっている
/やや良くなる
/やや良い
変わらない
/どちらともいえない
やや悪くなっている
/やや悪くなる
/やや悪い
悪くなっている
/悪くなる
/悪い
点数 +1 +0.75 +0.5 +0.25 0

《例》景気の現状について、良くなっていると答えた人が2.6%、やや良くなっていると答えた人が20.4%、変わらないと答えた人が51.0%、やや悪くなっていると答えた人が22.2%、悪くなっていると答えた人が3.8%の場合のDIは……

2.6×1+20.4×0.75+51.0×0.5+22.2×0.25+3.8×0=48.9(*)

  • *小数点第2位切り捨て

DIの見方

DIが50であれば横ばい、それ以上なら景気は上向き、それ以下なら景気は下向きと判断します。DIと同時に回答に対する理由(コメント)も発表されます。