物価物価を把握するには?
物価を測るモノサシとして、物価指数(指標)があります。物価を把握するために、
主な物価指数を知っておきましょう。
主な物価指数(指標)
さまざまな物価指数がありますが、総務省から発表される「消費者物価指数(CPI)」、日本銀行から発表される「企業物価指数(CGPI)」、内閣府から発表される「GDPデフレーター」を知っておくと良いでしょう。
消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)
日常生活で消費者が購入するモノ・サービスの値段の動きを総合した指標です。総務省から毎月発表されます。
詳しくは、「消費者物価指数」をご覧ください。
企業物価指数(CGPI:Corporate Goods Price Index)
企業や工場、商店などの間で取引されるモノの値段の動きを総合した指標です。日本銀行から毎月発表されます。
GDPデフレーター
名目GDP(*)を実質GDPで割って算出する指標です。内閣府から四半期ごとにまとめて発表されます。
GDPデフレーター=名目GDP÷実質GDP×100
- *GDP(国内総生産)とは、1年間にその国の中で生産されたモノ・サービス(付加価値)を足したもので、経済規模を示します。名目GDPは国内で生産されたモノ・サービス(付加価値)の値段を合計したものなので、例えば物価が上昇すると名目GDPも上昇することになります。実質GDPは名目GDPから物価の変動を除外したものです。